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甲野善紀先生講演

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8月23日、稽古場の三井ガーデンホテルにて講演会があり、行ってきました。
甲野先生は中肉中背ですが、何となく忍者を思わせる体型です。
紹介されて最初、むにゃむにゃ言いながら自分の脈を計っている(ように見えた)。それはまるで剛三先生が黒帯会の前に弟子を座らせやっていた準備行為と同じように見えた(見たことないけど)。
きっと客層を観察していたのだろう。

甲野先生は、「人間が自然に生きる方法探求家」と自己紹介。参加者を壇上に上げ、技というか動きを披露する。
「やろうと思ってやると、できないんですよ」「全身いろいろな部分が同時に動いてできるわけです」「昔、稲尾投手は漁師の子だったので、毎日櫓をこいでいるうちに楽な、無理のないピッチングフォームを身につけました。苦労してウェートトレで部分的に鍛えて筋肉を付けたって、怪我を招くだけです」「なるべく疲れないように楽に動く技術が大事」
相手のパンチをつかむパフォーマンス
膝やら何やら使って、無駄なくパッと動いて相手の手首を掴んでしまう。正に、目にも止まらぬ早業です。ノーモーションで繰り出される動きの数々。。。
「無駄のない動き」を突き詰めると解剖学になるようで、「手はいったん下げてから使う」「中指や薬指は腰に繋がっている。私は山登りで疲れると薬指引っ張るんです」という。

技としては、杖を振り回し「型」を見せてくれた。それはおよそ見たことがない足さばき。タップダンス的というか何というか。。。全方位の敵に対応して杖を振り回す。忍者的というか。。。
木刀構えた姿をほぼ正面から見たら、迫力ありました。
by asakaruAikido | 2007-09-02 01:38

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by asakaruAikido